ORIGINAL ARTICLES

• リオデジャネイロの妊娠女性におけるジカウイルス感染
  ZIKV Infection in Pregnant Women in Rio de Janeiro

  この最終報告では，リオデジャネイロの妊娠女性におけるジカウイルス（ZIKV）感染に関する予備データを更新している．妊娠中の ZIKV 感染は，胎児の死亡，発育不全，中枢神経系奇形に関連していた．

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• アトピー性皮膚炎に対するデュピルマブの 2 件の無作為化試験
  Two Randomized Trials of Dupilumab in Atopic Dermatitis

  中等症～重症のアトピー性皮膚炎の成人にインターロイキン-4 受容体αに対するヒトモノクローナル抗体デュピルマブを 16 週間投与する 2 件のプラセボ対照試験で，デュピルマブはアトピー性皮膚炎の徴候・症状のコントロールに有効であった．

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• 遺伝的リスク，生活習慣，冠動脈イベント
  Genetic Risk, Lifestyle, and Coronary Events

  この研究では，DNA 配列多型の多遺伝子スコアを用いて遺伝的リスクを定量化し，健康的な生活習慣の指標として 4 項目を評価した．遺伝的リスクの高い参加者では，健康的な生活習慣は，冠動脈疾患のリスクの低下に関連していた．

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• オフポンプ CABG とオンポンプ CABG の術後 5 年の成績の比較
  Five-Year Outcomes with Off-Pump vs. On-Pump CABG

  追跡期間 5 年の時点で，死亡，脳卒中，心筋梗塞，腎不全，再冠血行再建から成る複合転帰の発生率は，オフポンプ CABG とオンポンプ CABG とで同程度であった．費用，QOL にも有意差は認められなかった．

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REVIEW ARTICLE

• 腸内細菌叢を考える
  Considering the Intestinal Microbiome

  疾患の発症機序に細菌叢が果たす役割に関する研究の大部分は，相関性を検討する，前臨床的なものであるが，臨床診療に影響を及ぼしているものもいくつかある．

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SOUNDING BOARD

• 医療における意思決定のためにエビデンス創出へのアプローチを変える
  Transforming Evidence Generation for Health Care Decisions

  健康増進を担う連邦機関の幹部が，ケアを改善するための質の高いエビデンスの創出に向けた基盤を構築する計画について説明している．著者らは，研究を臨床ケアに根ざしたものにすること，相互運用が可能な研究データのネットワークを作ること，新しい研究方法をとることの必要性を主張している．

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PERSPECTIVE

• 飛躍的進歩はだれのため？
  Breakthroughs for Whom?

  グローバルヘルスにおける社会的公正に関する議論は，医療の提供と分配の問題から始まることが多い．しかし，分配に焦点を合わせたプログラムでは，多くの患者が基礎的な治療を受けられず，医療制度側も提供ができないような状況にしている不公平なデザインを再構築することができない．

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