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This Week at NEJM.org
NEJM.orgからピックアップされている注目記事の一覧です.
March 23, 2017
Vol. 376 No. 12
This Week in the JOURNAL
ORIGINAL ARTICLES
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坐骨神経痛に対するプレガバリン
Pregabalin for Sciatic Pain坐骨神経痛患者を対象とした無作為化試験で,抗てんかん薬プレガバリンを最大 600 mg/日で 8 週間投与したところ,疼痛および障害の軽減にはプラセボ同様に効果がなく,有害事象の発現率が高かった.
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ニジェールにおける経口ロタウイルスワクチン
Oral Rotavirus Vaccine in Nigerロタウイルスは,とくにサハラ以南のアフリカの乳児で死亡と合併症の主な原因になっている.ニジェールで行われた無作為化臨床試験で,低コストの耐熱性ロタウイルスワクチンが,重症ロタウイルス胃腸炎に対し 70%近い有効率を示した.
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遺伝性血管性浮腫の発作予防
Prevention of Hereditary Angioedema Attacksプラセボ対照試験で,C1 インヒビター CSL830 の皮下投与により,遺伝性血管性浮腫の発作の出現率が有意に低下した.主な副作用は局所反応であった.60 IU/kg を週 2 回投与した患者の 40%では,発作は 16 週間出現しなかった.
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短報:白血球接着不全症 1 型におけるインターロイキン-12 およびインターロイキン-23 の阻害
Brief Report: Blockade of IL-12 and IL-23 in LAD1白血球接着不全症 1 型(LAD1)の 19 歳の男性における重度の歯周炎と仙骨部の慢性開放創が,インターロイキン-12 およびインターロイキン-23 のシグナル伝達を阻害する抗体であるウステキヌマブの定期投与により治癒した.
REVIEW ARTICLE
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ベンゾジアゼピン依存症
Benzodiazepine Dependenceベンゾジアゼピン系薬の長期使用は依存症を引き起こす場合がある.離脱症状として不安,易刺激性,錯乱,けいれん発作,睡眠障害などがある.離脱の管理は,単剤(ジアゼパム)の使用と用量漸減にかかっている.
SOUNDING BOARD
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真のオープンアクセスデータ共有モデルの利点
Advantages of a Truly Open-Access Data-Sharing Model臨床試験データを共有するためのモデルは多数ある.研究者らは,オープンデータモデルが他のモデルよりも有用である理由について見解を述べている.
MEDICINE AND SOCIETY
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トランプ政権と環境
The Trump Administration and the Environment持続可能な代替燃料よりも化石燃料の使用を促進するという脅威,温室効果ガス排出抑制の放棄,米国環境保護局(EPA)の規制水域の縮小により,環境とヒトの健康に関する深刻な懸念が持ち上がっている.
Videos, Images, and Multimedia
IMAGES IN CLINICAL MEDICINE
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油胸
Oleothorax結核の既往のある 86 歳の女性が,心窩部痛と胸痛の症状を訴えて受診した.左肺上葉の高濃度陰影より,油胸が示唆された.
CLINICAL DECISIONS
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坐骨神経痛の管理
Management of Sciatica坐骨神経痛の管理に関するこの双方向の特集記事では,1 例の症例を提示し,腰椎椎間板手術を推奨することを支持するエッセイと,理学療法などの保存的治療を推奨することを支持するエッセイを同時に紹介している.
BRIEF REPORT VIDEO
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白血球接着不全症 1 型
Leukocyte Adhesion Deficiency Type 1白血球接着不全症 1 型(LAD1)とその生理学的基盤に関する動画を NEJM.org でご覧いただけます.
NEJM QUICK TAKE
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低コストの耐熱性ロタウイルスワクチンの有効性
Efficacy of a Low-Cost, Heat-Stable Rotavirus Vaccineサハラ以南のアフリカはロタウイルス関連死亡率がもっとも高い.現在のロタウイルス経口ワクチンは冷蔵する必要があり,輸送や保存を困難にしている.それらに代わる,低コストの耐熱性ワクチンはあるのか? 最新の研究知見が短い動画にまとめられている.
PERSPECTIVE AUDIO INTERVIEW
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医療従事者における抑うつと自殺衝動
Depression and Suicidality in MedicineStuart Slavin が,医師・研修医における抑うつおよび自殺と,精神疾患が恥であるという認識を改める方法について論じている.