ORIGINAL ARTICLES

• 結核に対するイソニアジドの集団予防投与
  Mass Preventive Therapy with Isoniazid for TB

  活動性結核の年間発生率が約 3%である南アフリカの金鉱労働者を対象としたクラスター無作為化試験において，活動性結核症例には治療を行い，その他にはイソニアジドの集団予防投与を行ったが，結核対策に重要な効果をもたらさなかった．

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• 軽度～中等度のアルツハイマー病に対するソラネズマブ
  Solanezumab for Mild-to-Moderate Alzheimer’s Disease

  軽度～中等度のアルツハイマー病患者 1,012 例および 1,040 例を対象とした 2 つの第 3 相プラセボ対照無作為化試験において，可溶型アミロイドに選択的に結合するヒト化モノクローナル抗体ソラネズマブによって，認知機能および機能状態は改善されなかった．

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• アルツハイマー病患者に対するバピヌズマブ
  Bapineuzumab in Patients with Alzheimer’s Disease

  アルツハイマー病患者を対象にした 2 つの第 3 相試験において，ヒト化抗 βアミロイドモノクローナル抗体バピヌズマブによって，臨床転帰は改善されなかった．バピヌズマブを投与された患者では，アミロイドに関連する浮腫が発生する可能性がより高かった．

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• 短報：1849 年の第 2 次パンデミックコレラ菌（Vibrio cholerae）株
  Brief Report: Second-Pandemic Strain of Vibrio cholerae, 1849

  第 2 次パンデミック V. cholerae 株のドラフトゲノムが，フィラデルフィアでの 1849 年のコレラ集団発生の犠牲者から採取され，博物館に収蔵されていた検体から再構築された．この菌株は O1 型で，生物型は古典型であることが明らかになった．

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SPECIAL ARTICLE

• 米国における患者安全の動向，2005～11 年
  National Trends in Patient Safety, 2005–2011

  メディケア患者安全性モニタリングシステムのデータの分析により，著者らは，2005～11 年に，急性心筋梗塞患者とうっ血性心不全患者では有害事象が減少したが，肺炎患者と手術が必要な状態の患者では減少しなかったことを報告している．

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REVIEW ARTICLE

• 小児の骨髄炎
  Osteomyelitis in Children

  小児の急性骨髄炎は速やかに診断し適切に治療しなければ，深刻な病態をもたらし，死にいたることさえある．この総説では，小児の急性骨髄炎に対する最新の治療アプローチをまとめている．

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PERSPECTIVE

• 電子たばことたばこの「終盤戦」
  E-Cigarettes and the Tobacco “Endgame”

  電子たばこを喫煙を減らすための手段として歓迎する専門家がいる一方で，喫煙の常態化から脱するための努力を損ないかねない，危険な製品とみなす専門家もいる．しかし喫煙のリスクを排除するという目的は，電子たばこの使用とは相容れない．

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