ORIGINAL ARTICLES

• CABG における橈骨動脈グラフトと伏在静脈グラフトとの比較
  Radial-Artery or Saphenous-Vein Grafts for CABG

  6 件の無作為化試験の患者レベルの統合解析において，冠動脈バイパス術（CABG）における橈骨動脈グラフトの使用は，伏在静脈グラフトの使用と比較して，追跡 5 年の時点での有害心イベントの発生率が低く，開存率が高かった．

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• 肺癌に対する免疫療法の追加
  Addition of Immunotherapy in Lung Cancer

  EGFR/ALK 変異陰性の転移性肺癌に対する化学療法にペムブロリズマブを追加することにより，化学療法単独と比較して無増悪生存期間と全生存期間が延長した．併用療法のほうが免疫関連有害作用の頻度が高かった．

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• 肺癌における腫瘍遺伝子変異量と免疫療法
  Tumor Mutational Burden and Immunotherapy in Lung Cancer

  腫瘍遺伝子に 10 個/メガベース以上の変異がある非小細胞肺癌患者において，1 年無増悪生存率はニボルマブ＋イピリムマブ併用療法群では 43%であったのに対し，化学療法群では 13%であった．この結果は PD-L1 発現量とは独立していた．

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• 静脈性潰瘍に対する早期血管内焼灼術
  Early Endovenous Ablation for Venous Ulcers

  無作為化試験において，静脈性下腿潰瘍患者 450 例を，無作為化後 2 週間以内の早期に血管内焼灼術を施行する群と，潰瘍の治癒を待ってから焼灼術を施行する群に割り付けた．潰瘍治癒までの期間は早期介入群のほうが待期的介入群よりも短かった．

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REVIEW ARTICLE

• 臨床試験における多重比較に対処する
  Addressing Multiple Comparisons in Clinical Trials

  多重比較を行うことで，偶然の関連が因果関係と解釈される確率が高くなる．さまざまな統計的手法により，臨床試験結果の正確な解釈が容易になる．

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CASE RECORDS OF THE MASSACHUSETTS GENERAL HOSPITAL

• 下肢腫脹と腹部膨満を呈する女性
  A Woman with Leg Swelling and Abdominal Distention

  40 歳の女性が，10 ヵ月にわたり進行する下肢浮腫と，腹部膨満，腹痛を訴えて受診した．CT にて右腎静脈に非閉塞性血栓が認められた．診断検査が行われた．

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CORRESPONDENCE

• インフルエンザと集中治療室への入室
  Influenza and Admissions to Intensive Care Units

  インフルエンザに起因する疾病負担は，年ごとに変化する．ニュージーランドとオーストラリアでは，2017 年の冬の終わりから春先にかけて，インフルエンザ感染に関連する集中治療室入室が増加した．

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