ORIGINAL ARTICLES

• 閉塞性睡眠時無呼吸に対する持続陽圧呼吸
  CPAP in Obstructive Sleep Apnea

  無作為化試験で，閉塞性睡眠時無呼吸と心血管疾患を有する患者 2,700 例超が，持続陽圧呼吸＋通常のケアを行う群と，通常のケアのみを行う群に割り付けられた．平均追跡期間 3.7 年の時点で，有害心血管イベントの発生率に有意差は認められなかった．

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• 非感染性ぶどう膜炎に対するアダリムマブ
  Adalimumab for Noninfectious Uveitis

  第 3 相試験で，非感染性ぶどう膜炎に対しアダリムマブを投与された患者では，プラセボを投与された患者と比較して，重篤な有害事象の発現率が高かったが，眼の炎症，ぶどう膜炎性フレア，視力障害の発生率は低かった．

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• 白血病における臍帯血移植
  Cord-Blood Transplants in Leukemia

  移植前に微小残存病変を有する患者で，臍帯血移植を受けた例は，HLA 不適合非血縁ドナーから移植を受けた例よりも生存率が高く，HLA 適合非血縁ドナー・不適合非血縁ドナーから移植を受けた例よりも再発リスクが低かった．

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• 短報：南米におけるツツガ虫病の流行
  Brief Report: Endemic Scrub Typhus in South America

  Orientia tsutsugamushi に起因するツツガ虫病は，アジア太平洋地域の「ツツガ虫三角地帯」に限局した感染症と考えられている．この報告では，チリ南部の，流行の可能性のある地域が示されている．

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CLINICAL TRIALS SERIES

• 主要転帰が達成された場合の検討事項
  Considerations When the Primary Outcome Is Positive

  臨床試験において主要転帰が達成された場合，臨床的メッセージを引き出す前に検討すべき，いくつかの問題がある．この記事ではそれらを概説している．

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CASE RECORDS OF THE MASSACHUSETTS GENERAL HOSPITAL

• 発熱，疲労，筋肉痛を呈する女性
  A Woman with Fever, Fatigue, and Myalgias

  ミューラー管由来癌を有する 71 歳の女性が，拡大切除術から 3.5 週後に発熱，疲労，筋肉痛で入院した．その 1 日前に食欲不振，腹痛，腹部膨満が出現していた．診断検査が行われた．

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PERSPECTIVE

• ツツガ虫病
  Scrub Typhus

  ベクター媒介性感染症であるツツガ虫病がチリとアフリカで検出されたことにより，この生命を脅かす全身性の疾患にわれわれがこれまでほとんど注意を向けてこなかったこと，関連する専門知識がほとんど得られていないことが浮き彫りになった．

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